新聞紙面自動割付組版システムの開発 
第7回 ~β版のテスト環境が毎週更新に~

各位様

株式会社新聞制作センターの西村です。

開発中の新聞紙面自動割付組版システムは、1月に入り、「新聞AI割付」クラウドシステムのテスト環境が毎週更新されるようになりました。

気が付いたことを報告、改修されてテスト環境に反映されるサイクルに入りました。

◆◆ プロジェクト担当より ◆◆

前回のメルマガでは
出稿表に記事や写真などの素材を
ドラック&ドロップでコピーする動画をアップしました
今回は、その後の流れを案内します
「割付実行」ボタンを押すとAIはレイアウトを考え
以下のような割付を返します

この割付画面はPNGファイルやSVGファイルに書き出して
プリントすることができます

割付画面を見て
「かた記事はたたんだ方がいいな」
「ヘソ記事の見出しは3段が適切だな」
といった変更も出稿表に戻って以下のように修正して
再度「割付実行」を行えば指示を反映した割付が出来上がります

整理者が割付用紙上で倍尺片手に何度もレイアウトを書き直す作業と
同じことが画面上で瞬時に行うことができます

割付を確定して組版データを出力したら
次は自動組版です
ダウンロードした組版データを選択して
「組版を実行」ボタンを押すだけです
細かな用語統一や特殊文字への変換は
事前に環境設定から設定登録することができるので
簡単な整理直しで校了にすることができます

校了にした後は
テキスト書き出し機能を使って
「日本語タグ」「HTMLタグ」「プレーン」の
3種類のテキストファイルを書き出すことができます
日本語タグもHTMLタグも環境設定でユーザー様が登録できるので
ユーザー独自のウェブサービスへの転用や記事のバックアップに
カスタマイズして利用することができます

出稿から割付、組版、ウェブ展開の作業が簡素に短時間で実現できます

あおやま