【SSC-LT通信】ランサムウエアで被害 長野日報の制作をバックアップ

新聞紙面自動割付組版システムの今

株式会社新聞制作センターです。

新聞紙面自動割付組版システムは、日々進化を続けています。

今回の【SSC-LT通信】では、「新聞紙面自動割付組版システムの今」をお伝えします。

ランサムウエアで被害
 長野日報の制作をバックアップ

長野日報社(長野県諏訪市。日刊・ブランケット版・16ページ建て)は昨年12月19日の深夜、同社の一部サーバーに第三者が不正アクセスしてランサムウエアの被害が発生しました。

同社はその直後

  1. 犯罪者との取引には応じない
  2. 1901年(明治34年)の創業以来の紙齢を途絶えさせない

という決意の元で発行を続けています。

弊社はこの度、開発した「新聞紙面自動割付組版システム」を活用して、長野日報の紙面制作を本日(2月1日)付からバックアップすることになりました。

当面、担当する紙面は時事通信社から配信された社会・経済・国際などの全国ニュース原稿を2ページにまとめた紙面を担当します。

弊社は、時事通信社からの記事データを受け取り、ニュースの価値判断をして扱い順を決めて「新聞AI割付」から「新聞自動組版」で紙面を制作。

紙面データをEPSファイルで長野日報に届けます。

今後、長野日報の編集体制再構築の流れと合わせて制作ページ数の調整を実施していく予定です。